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  • 執筆者の写真出水 享

土木YouTube開設への思い

更新日:2022年1月11日



こんにちは!土木学者のデミー博士です。

私は2021年5月にYouTubeチャンネル「デミー博士」の土木TV」を開設しました。最近どうして開設したんですか?と質問されることが多いので。YouTubeチャンネルの開設への思いを述べたい思います。

◇土木は「やさしさを形に変える仕事」

突然ですが土木・建設業ってどんな仕事をしているのか知っていますか?ヘルメットを被った強面の男性が汗をかきながら道の穴を掘ったり、重たいものを運ぶなど今だに「きつい、汚い、危険」のをイメージした人がたくさんいます。道だけじゃなく土木が活躍するフィールはとてつもなく広いのも知られていません。実は私たちの街には土木が溢れています。道路、鉄道、地下鉄、高速道路、橋、トンネル、ダム、水路、水道、漁協、空港、灯台、河川、防波堤、消波ブロックなどは全て土木の仕事で造られ、そして守られています。道が使えなくなったら、水道から水が出なくなったら、洪水が起きたら、どうしますか?私たちの命と暮らしを守るのが土木の仕事。土木は「優しさを形にする仕事」。市民が快適・安全・安心に暮らしてほしいという、「やさしさ」を道、ダム、水道などの「形」を造る仕事。土木を英語で『Civil Engineering』(市民のための技術)と呼ばれるのも理解できます。

◇あなたの命と暮らしが危ない

現在、土木が危機的な状態になっています。担い手がいないことです。厚生労働省が2021年8月に発表した人手不足な職業ランキングでは、土木・建設業は全職業の中で一番不足ている職業として位置づけられています。また、学研が発表している2021年度版小学生・中学生・高校生白書の中で子供が将来なりたい職業ランキングのトップ20以内に土木・建設業の文字はありません。いつ起きてもおかしくない巨大地震、毎年激甚化する自然災害、急速に加速する老朽化から市民の命を暮らしを守るためには土木・建設業の力は必要不可欠。担い手が不足する現状、私たちの暮らしに未来はあるのでしょうか?そんな不安から「土木を知ってもらい」、「土木で働く人を応援してもらいたい」という思いからYouTubeチャンネル「デミー博士の土木TV」を2021年5月に開設しました。当チャンネルは「土木を盛り上げたい」という有志で運営しており、ボランティで行っております。応援のチャンネル登録・高評価・コメントを頂けると励みになりますのでよろしくお願いします。

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