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  • 執筆者の写真出水 享

私がマンホールに興味をもったワケ

マンホールに興味をもったワケ

 本日は、私がマンホールに興味を持った理由について紹介させていただこうと思います。

私とマンホール蓋の出会いは高校の時でした。登下校中に地面にある丸い鉄の蓋に目がとまりました。

「この丸いのなんだろう?」

調べてみると下水道の点検孔。下水道が地面の下を通っていることに初めて気づいたのです。それと同時に私が生まれた街に下水道が整備されてないことも。”マンホール蓋がない=下水道が整備されていな”ということを意味します。生まれて今まで見たことなかったわけですからマンホール蓋に興味を持ったことを記憶しています。それ以降、下を向いて歩くようになり旅先でもマンホール蓋を探すようになりました。

 その後、大学に進学し、大学では土木を学び、卒業後、土木に携わる仕事に就きました。土木の仕事に携わって思ったことがあります。市民が土木に関心・理解が少ないことです。土木は我々の生活に大切な道路、橋、トンネルなどのインフラを作る仕事。災害が起きたときに土砂崩れなどが起きて通れなくなった道を復旧するのも土木の仕事。土木は我々の生活になくてはならない仕事なんです。「どうにかして市民に土木の大切さに関心をもってもらいたい」と悩んで道を歩いてたときに、たまたま見かけたマンホール蓋なんです。「これだ!!」と思いましした。

『マンホールの魅力で市民に土木の大切さを伝えたい!!』

上記を達成するために私が思い描いたストーリーは STEP1 マンホール蓋に興味をもつファンを増やそう!! STEP2 マンホール蓋に興味を持てばきっと下水道に関心を持ってくれるはず!! STEP3 下水道に関心を持てば土木にも関心・理解を示してくれる!!

  現在はSTEP1の段階ですが、その活動としてマンホール情報をSNSで発信、市民向けにマンホール蓋製造工場の見学会の企画を行っています。また、マンホールサミットなど各種イベントにも出演させて頂いています。さらに、マンホールブームのおかげでテレビ・新聞などの各種メディアに出演させて頂き、多くの市民にマンホールの魅力を伝える活動を行っています。

 マンホールブームの火付け役になったのは2016年4月から配布が始まったマンホールカードの存在が大きいと思います。しかし、マンホールカードを作れたのも『デザインマンホールの存在』があったからだと思います。最初にマンホール蓋にデザインを吹き込んでくれた先人や高い技術力でデザインマンホールを製造してくださっているマンホール製造会社ならびにその技術者に敬意を表したいと思います。

皆さんマンホールの下に何があるかご存知ですか?

 マンホール蓋の下には水道、下水道、電気、ガスなど我々の生活に大切なインフラがあるんです。マンホール蓋はインフラのメンテナンスのための点検孔なんです。インフラは空気のような存在で、皆さんにとってはあってあたり前になっていますよね? そのインフラが使えなくなったことを考えてみてください。困りますよね? 水道が止まったら、水が飲めなくなります。下水道が使えなくなったら、トイレが使えなくなったり、家庭などからでる汚水が流せなくなります。停電になったら、電化製品使えなくなり、生活できなくなります。ガスが止まったら、料理が作れなかったり、お風呂に入れなくなったりります。 皆さんが普段不自由なくインフラを利用できているのは土木のおかげなんです。土木技術者は市民の皆さんの笑顔のために日夜がんばって仕事をしているんです。

 話が少しそれましたが、昨今、マンホール蓋にばかり、注目がいきがちですがその奥にあるインフラの存在やその大切さ、市民のために頑張っている土木技術者のことにも少し思いを寄せてほしと思います。  皆さん最後までお読み頂きありがとうございます。今後も活動を行っていきますのでよろしくお願いします。

活動の詳細は以下で御覧になれます。

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